調神社(つきじんじゃ)兎のパワーでツキを呼ぶパワースポット

埼玉県の初詣スポットと言えば、毎年参拝者上位ランクインをする大宮にある氷川神社の総本山「武蔵一宮 氷川神社」が有名ですが、隣の町の浦和には、ツキを呼ぶパワースポット「調神社(つきじんじゃ)」があります。

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調神社(つきじんじゃ)はパワースポットとして有名

同じさいたま市となった今も、「浦和vs大宮」なんてよくテレビでもライバル視される両者ですが、大宮のお祭り「十日町」が氷川神社が拠点なのに対して、浦和の「十二日まち」はこちら調神社が拠点と、浦和のシンボル的存在の神社です。

残念ながら今はコロナ禍で「十二日まち」も中止になっていますが、「十二日まち」のときや初詣の頃は旧中山道に長い参拝待ちの行列が例年できるほどです。

調神社は、「しらべじんじゃ?」と地元の人以外は読み方自体、分からない人も多いでしょうが、調神社と書いて「つきじんじゃ」と呼びます。

地元の人からは「つきのみや神社」「つきのみや様」と呼ばれ親しまれています。

こちらの神社は狛犬ならぬ狛兎がいる、ウサギの神社として有名で、あちらこちらに兎がいる可愛らしい神社なのです。

今回は、浦和のパワースポットである調神社について紹介したいと思います。

調神社(つきじんじゃ)の境内を写真で紹介

調神社(つきじんじゃ)

調神社はJR浦和駅西口を出て、歩いて10分程度、旧中山道沿いにあります。駅から歩いてくると、旧中山道沿いは、江戸時代の浦和宿だった宿場町の雰囲気も残っており、あるいているだけでも楽しいですよ。

駅から徒歩10分ほど離れているため、お店はだいぶ少なくなり、閑静な住宅街が広がる中、緑溢れる異質な空気が流れる調神社があります。

多くの神社が入口には鳥居があるなか、調神社には境内にはあるものの、入口にはありません。代わりに左右、2匹の兎がお出迎えをしてくれますよ。

ちなみに「調神社」の調(つき)と月(つき)が同じ読み方から、昔からお月様の神社ということで兎が使途になったと言われています。

調(つき)と月(つき)ですから、ちょっとした昔の人のダジャレが定着した感がありますが、771年頃創建とされている神社ですから、ここまで長い間言い伝えられていると、ダジャレも価値が出てきますね。

調神社(つきじんじゃ)兎

調神社には七不思議と語り継がれているものがあり、そのひとつがこの鳥居がないこと。

なんでも「伊勢神宮に奉納する貢物を運び出すのに邪魔になるからだと」と伝わっていますが、真相のほどは七不思議ですから謎です。

また、祭神の使徒が兎というのもひとつの不思議で、入口の兎以外にもあらゆるところに兎がいますので、隠れミッキーを探すように調神社の兎を探してみてください。

残りの5不思議は、「境内に松の木が無い」、「日蓮上人駒つなぎのケヤキ」、「松が無いこと」「蚊がいないこと」「蠅がいないこと」です。

夏場などは多少は蚊がいるなんていう情報もありますが、これだけ木々に囲まれているのに虫が少ないのは事実。言葉では上手く言い表せられませんが、やはり神聖な空気が流れている感覚は体で感じることができます。

調神社(つきじんじゃ)写真

社殿を参拝する前に、まず手水で体を心を清めましょう。

調神社(つきじんじゃ)社殿

もちろんこちらに鎮座しているのも兎です。口からちょろちょろと水が流れてくる姿は、可愛らしくてキュンとなってしまいます。

調神社(つきじんじゃ)社殿

いざ、社殿を参拝です。調神社は、天照大御神(あまてらすおおみかみ) 豊宇気毘賣神(とようけひめのかみ) 素盞嗚尊(すさのおのみこと)の三柱が御祭神となっています。

また、上記の通り、お月様の神社というところから、「ツキ(運)」が付く神社として、調神社は、「勝運、金運」の神様としても知られています。

そのため、Jリーグ浦和レッズが毎年、シーズン前に監督以下選手、スタッフみんなで必勝祈願に訪れているのが調神社です。

調神社(つきじんじゃ)

社殿の右手、おみくじ等がある建物の裏手には池ともうひとつの社殿(旧社殿)があります。

池を回るといっても、1分にも満たないほどの大きさではありますが、個人的にはこちらの雰囲気がなんとも幻想的で好きなのです。なんともゆったりした空気が流れており、なんとも心が癒されます。

調神社(つきじんじゃ)旧社殿

調神社(つきじんじゃ)旧社殿

鳥居の先には社殿があり、なんでも以前の本社殿がこちらで旧社殿となっているようです。

こちらの御祭神はあの学問の神様として有名な菅原道真公。

浦和には、公立の星と言われている東大合格者を毎年輩出している県立浦和高校や、名門女子高の浦和第一女子高校、埼玉大学などもあるため、多くの受験生が祈願をしに参拝しています。

調神社(つきじんじゃ)のお守り・絵馬など

調神社(つきじんじゃ)お守り

最後にお守りや絵馬などを販売していますので、参拝の記念にひとついかがでしょう。

ちなみに「勝運」お守りは、赤のお守りで、浦和レッズのチームカラーが「赤」ということもあり、浦和レッズサポーターに人気のようですよ。

調神社(つきじんじゃ)おみくじ

おみくじは自分で賽銭箱に100円を入れて、おみくじを引く形です。

おみくじを引いたところまさかの「半凶」。

あまり聞かない「半凶」…ネットで調べてみたところ『大凶・末凶よりは悪くなく、小凶・凶よりは悪いこと』とか。逆にレアな結果が出たとポジティブに考えるとします。

調神社(つきじんじゃ)おみくじ

調神社(つきじんじゃ)の駐車場

調神社(つきじんじゃ)駐車場

隣には駐車場があります。だいたい20台は停められるでしょうか。参拝に来た人は無料で停めることができますが、駐車場入り口に警備員がいて、「参拝目的ですか?」と聞かれます。

駅からもそこまで遠くないため、勝手に駐車をしていらくなる輩がいるのでしょうか?そんな輩は神様からのバチが当たってしまいますよね。

なお、初詣期間は駐車場エリアが屋台が出店しているため利用ができませんし、七五三の時期や休日などもいつもいっぱいになります。道の向かいなど近くに多くのコインパーキングがありますし、浦和駅に近づければどんどん駐車場があります。

調公園(つきこうえん)

駐車場のとなりは「調公園(つきこうえん)」が併設されており、市民の憩いの場となっています。いつも学校終わりの時間や土日祝日は子どもたちが遊んでいる大きな声が聞こえてきますね。

また、調公園は桜の時期は、桜の名所として調神社境内内とともに見事で、浦和の桜の名所スポットとしても有名です。

調神社(つきじんじゃ) 詳細情報

住所さいたま市浦和区岸町3-17-25
アクセスJR浦和駅西口を出て、約300mで直進→旧中山道に出ましたら左折して約500mです。
駐車場あり
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この記事を書いた人

さいたま市在住6年目。妻・子いる編集長。
大宮・浦和を中心にさいたま市のおすすめ情報をお届けします。

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